転職を考えて転職活動に踏み切ると思わぬお金がかかることがあります。転職活動にもいろいろとお金がかかってしまいます。転職活動で思わぬ出費をしないように、ここで転職活動にかかるお金を把握して用意しておきましょう。
転職にはいくらかかる?
転職費用は思った以上にかさむことがあります。リクナビNEXTの調べによると、20万円未満が38.6%と最も多いですが100万円以上かかっている人もおり、全体での平均は54万3589円です。仕事をしながら転職活動をした人と退職してから転職活動をした人でかかった費用を比べると、仕事をしながら転職活動をした人は36万9503円、退職してから転職活動をした人は71万3920円と大きな開きが出ています。その理由としては、退職後の転職活動は失業者とみなされて採用時に不利になることから、転職活動が長期化する傾向にあるからです。しかし、転職活動に備えて転職資金を準備した人の割合で0円が27.1%が最も多いのが驚き。転職活動にかかる資金には活動中の生活費や家賃も含みます。そのためしっかりと一年分の生活費を準備しておくことが大切です。年間の家賃や生活費にいくらかかっているか一度計算してみましょう。また、突然の不幸が重なって予想外の出費がかさむこともあります。転職活動でのお金の用意は多めにしておきましょう。
スーツや靴
転職活動の大事な勝負着であるスーツや靴はどうしてもお金がかかってしまいます。仕事で着ていたスーツでもいいですが自分の体形に合わなくなってきていたり古くなっていたら新しいスーツを買う必要が出てきます。そのためスーツで数万円ほどの出費はあると考えておいた方がいいです。また、靴に関しては靴磨きやブラシの費用も考えておきましょう。
履歴書・職務経歴書
履歴書や職務経歴書は安ければ100円程度から高くても数百円程度のものがほとんどです。しかし複数の企業に出すため数十社受ければ下書きや書き損じも含めて百枚近くになることがあります。そのため履歴書だけで数千円かかることもあります。
交通費
転職活動で予想外にかかってしまうことがあるのが交通費です。試験会場や面接に向かうための交通費は気付けば数万円単位でのしかかってくるものであり、地方や他の都市へ行く場合は飛行機代だけで莫大な額がかかることがあります。転職活動のエリアによって予算を考えておきましょう。