転職は日本国内だけが全てではありません。海外も転職活動の舞台になります。しかし、海外での転職活動なんて未知の領域...という人も多いでしょう。海外への転職活動はどのようなものなのでしょうか?
目安は3カ月から半年程度
海外への転職活動で活動を始めてから内定を得るまでには個人差はありますが3カ月から半年程度かかると考えておきましょう。そのため海外への転職を考えたらその期間を逆算してスケジュールを立てることが大切です。
必要な書類をあらかじめ準備しておく
海外への転職活動をスムーズに効率的に行うためには必要な書類をあらかじめ用意しておくことが大切です。海外への転職では英文の履歴書など日本以上に書類作成に時間がかかることがことがあります。また、転職先の国によっては移住のために必要な書類が出てきます。それらを事前に用意しリサーチすることで上手に転職活動を行いましょう。
面接は一国で複数行う
海外への転職で日本国内での転職活動と大きく異なる点は面接のスケジュールです。海外の企業では一次面接は直接海外へは行かずに電話やSkypeでの面接を実施する企業もありますが、内定をもらうためにはその国に行って面接を行わなければなりません。海外企業の面接から内定までのスピードは速く、二回ほど面接を行った後3~5日程度で決まることが多いです。また、海外での転職活動で問題になるのが渡航費です。日本から面接を受ける企業がある国に行くまでの渡航費は基本的に自分で負担しなければなりません。そのため何度も渡航して1社づつ面接を受けるよりも複数の企業の面接をまとめて行う方が渡航費もかからず効率的に転職活動を行えます。そのため1週間ほど滞在して転職活動を行い、現地の空気を感じたり、生活を疑似体験しておくのもいいでしょう。
内定決定後の手続き
海外への転職を行い内定がもらえたら次は就労ビザなどの手続きが待っています。海外で働く場合には働く国の就労ビザが必要になります。基本的には内定先の企業が手続きを行いますが、ヨーロッパの一部の国などは自分で申請を行わなければならない国もあります。許可が下りるまで数カ月かかることがあります。そのため就労ビザの取得を真っ先に行いましょう。日本国内では家の売却や税金や年金の支払い、住民票に関わる手続きなど日本を離れる前に役所に相談してスッキリさせてから日本を離れましょう。